2017年4月19日

白 赤 ピンク

 羊が放牧されている都市の夢を見た。都市はこの間まで滞在していたフランスの町だろうが、登場人物は日本人。ずっと雨が降っていた。羊たちが赤い傘をさしていて、人は濡れていた。ベランダに干したままの、ピンク色のタオルや下着、乾きそうにない。




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2017年4月11日

間違われる

 フランス滞在中は、女性と間違われることが多かった。僕は痩せていて、体形的に女性に見えるらしい。トレンチコートのベルトを締めて、スキニーのジーンズにブーツ。確かに女性ぽかったかな、と思う。パルドン・マダム? ってやたらと道を訊かれたけど、答えられなくて悪かった。




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おごられる

 フランスのじいさん・ばあさんの団体40人と行動を共にした。めちゃくちゃ陽気な白人。暇そうにしてたら、声をかけられた。朝からシャンパンをあけて、そのあともずっと赤ワインを飲んで。こんなうまいワインは初めて、と言ったら、延々とおごってくれた。酔ったまま世界中旅行してまわっているらしい。




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2017年4月 9日

貢がれる

 書店で君と会う。

「来たよ」

「あはは、来たし(笑)」

「いつまでいるんだっけ?」

「日曜まで、あなたは?」

「月曜には帰るかな」 


 トークイベントみたいな集まり。がやがや。

「本にサインしてあげる」

「いちばん・だいすきな・ともだちへ」

「これ、売り物じゃ?」

「店員さん、すみません、いくらですか?」

「いいの、あげる」

「2冊持ってるよ」

「じゃ3冊目だ」

「あなたへの・みつぎもの・です」

「ああありがとう」


「あ店員さん、これ」

「はい?」

「貢物なの」

「わかりました」


 わかったのか? あとでレシートをもらった。18ユーロだった。




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お祭り

 近所で祭りのようなものが行われていた。フランス人が解釈した獅子舞的なものが、車道を練り歩く。子供と、その親たちが見物していて、僕も楽しんだ。




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2017年4月 6日

説教される

 カフェでおじいさんに説教される。

「昨日もいたな、ていうか毎日いるな、お前は」

「はい?」

「何を読んでいる?」

「日本語の小説です」

「フランス語は読めないのか?」

「ほとんど読めません、英語なら少しわかります」

「フランスで何の役に立つんだ英語が」「お前はイギリス人か?」

「いえ‥‥日本人です」

「ていうか毎日いるな、お前は」「おれは帰るぞ、さいなら」

「また明日」

「あのな‥‥」




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挨拶される

 小学生くらいの女のコと目が合った。ボンジューと挨拶してくる。こんちはマドモワゼル。ねぇ昨日もいたよね、てか毎日いるよね、日本人なの? あなたクールだよ。お嬢さんもね。バイバイ。




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2017年4月 5日

コバエジゴク

 今年は日本で桜を見れなかった。残念に思っていたけど、フランスにも似たようなピンクの花があって、風に花びらを散らしている。桜とは違って、さよならを言われているような、寂しい気持ちにはならない。



 日本に送った問い合わせのメールに、返事が返ってくるまでは、植物園で食虫植物を見て過ごす。コバエジゴクの実物を見るのは初めてだが、あんなに小さいとは知らなかった。1万倍の拡大模型があるのだが、コバエも1万倍に拡大されてて、迫力があり、目がそらせない。




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2017年4月 4日

スーパーボール

 いつからいるんだっけ? と君に訊かれる。もうわからなくなってしまった。用事は、済んでしまった。それで今は料理をしたり、動物園でキリンを眺めたりして過ごしている。スーパーで買いものしていると、これってレンジでチンするだけでいけるのかなぁ、なんて話かけられたりする。ハタチぐらいの若者に。I don’t sure. としか返せない。

 フランス語に吹き替えられたスタートレックをTVで見ている。だけどフランスのこの町に来て、キリンとフラミンゴだけで済ますのは、旧市街の夜景を見ずに過ごすのは、あまりにもったいない。そんな気になって、20時過ぎ、日が落ちるのを待って、繰り出す。帰りは、深夜になる。酔っ払いが、車道を挟んで、スーパーボールを使って、キャッチボールをしている。




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2017年4月 2日

スカイ・クロラ

 旧市街の夜景は美しい。夜は地下鉄に乗ってしまうのがもったいない。それで郊外のアパートまで歩いて帰る。数日前からか、スカーレット・ヨハンソンが出てる攻殻機動隊の映画がフランスでも公開になっている。それを観るのはやめて、アパートでスカイ・クロラを観た。




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2017年3月31日

空港にて

 パリの空港のTGVの駅で、爆弾騒ぎがあった。駅から少し離れたところにあるトイレに行って、戻ってくると、駅が封鎖されていた。小銃を持った兵士が、通せんぼをしていて、ホームに降りられない。片言しかわからなくて、空気を読んだだけだが、爆弾が仕掛けられたという情報があって、大丈夫だと思うけど、いちおう安全確認をしている、というふうに見えた。100人余りが、特に文句を言うこともなく、おとなしく待っていた。ひとり小さな女のコが、父親に抱きついて、震えていた。




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2017年3月15日

土星の輪

 土星と喋る夢を見た。いや土星が喋る夢かな。忘れてしまった。




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2017年3月14日

0909

 タイムスリップして、どこもかしこも、1930何年、みたいな雰囲気だ。戦争が始まりそうだ。北朝鮮と日本の間で。空から爆弾が降って来て、それでも僕がまだ生きていたら、借金を全部踏み倒せるかな。どさくさに紛れて、ここを出て行こう。僕自身に関しては、あんまり暗い予感はしないのだ。罪悪感を感じながらも、0909している。




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2017年2月22日

内側

 また別の言語で書かれた元のテキストを君が英訳したもの、をさらに翻訳。

 あなたの内側を見なさい。あなたは何を持っているのか。それをできる限り多くの人に、広く分け与えなさい。そうすればあなたは得られるはず。

 あなたが差し出せなかったものは何か。何が残ったのか。あなたが決して得ることのできなかったもの。それがあなたの中に残った。それと向き合いなさい。

 それは何? 永遠の愛? 夢? 決して得ることのできない愛を、あなたは自分で持っていて、誰にも差し出そうとしない。




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2017年2月14日

You are my precious center of the world.


「何を実現するか」と同じくらい、「どのように実現するか」が大事なのだ、僕にとっては。夢を実現した後で僕に唯一残るのは、「どのように実現したか」という記憶だけだから。

 それがわかっていても、僕は選ぶことができない。結果を選ぶことはもちろん、過程を選ぶこともできない。

 僕は過程を思い出しながら、結果よりも前に進んでいく。結果は後からついてくるなんて嘘だ。僕は過程を連れていく。僕は過程を連れて君を追いかけていく。




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2017年2月 8日

最終兵器花束

 フリーで仕事をしているディレクターの女性と再会した。広い会場。君とはあとで会う約束だったのにはぐれた。いつの間にかディレクターさんと2人になっていた。大勢いたのに。



 2人で花束を抱えて真夜中のメトロに乗った。嘘か真か、銃を持って乗るよりその方が安全なのだ。都市伝説・最終兵器花束。抱えていると向こうが見えないくらい大きな花束。だろう / はずさの曲でそんなのがあったな、と思った。




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2017年2月 7日

しりとり

 遠くでは人々がしりとりのような絆で繋がれている。明後日にはもう帰らなければならなかった。そこに帰ってしりとりに参加しなければならなかった。日本のヤフーで見てみると明後日のその時間は雪だった。ここはこんなに晴れているのに。




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8時間睡眠

 8時間眠るために8時間要する夢を見た。標準的な8時間の睡眠のために8時間目を閉じて活動停止しなければならない。1日の大半をベッドで過ごさなければならない。



 よく考えてみれば僕は現実でもそういう生活をしていた。夜中に目を覚まして眠れなくなり、朝方まで目を閉じたまま横になっている。やっと眠る。そうして目を覚ますと昼だ。すぐに次の睡眠のための準備にかからなければならない。




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2017年2月 5日

YOYO

 トイレはYOYO、それって何のジョーク? ここではマーチンのブーツを履いている若者が多い。メトロの階段でやたら目につく。しかも色は黒じゃなくて赤茶色。TVドラマ? 映画の影響? 何か理由がありそうな気がするけど、偶然のような気もする。



 部屋に花を飾った。マグカップを花瓶代わりにして。何日間かスイートルームに滞在。フロントに日本語が話せるスタッフがいて安心。清掃のおばちゃんは僕より流暢な英語を話す。今日の掃除は要らないと言ってしまった。




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2017年2月 3日

すぶた

 韓国の屋台で、中華料理を食べる夢を見た。ありそうでなさそうな設定。僕はどうしてそこが韓国だと、あんなにも強く思えたのだろう。ちなみに僕は酢豚を。同行したハンサムな友人は麻婆豆腐を食べた。現実にはもう会わなくなった大昔の友人だ。店の子供たちと僕の友人が、中国語で何か話しているのを聞いた。




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2017年1月28日

気温と湿度以外

 外国に行って日本に帰ってくると僕は、日本は暑いなと思ったり、日本は寒いなと思ったりする。毎回それ以外の感想を持てないのが不思議だが、その暑さ寒さで帰国を実感するのだ。日本で感じる暑さ寒さには、他の国にはない独特のものがあり、僕は次の出国までそれに慣れることがない。




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2017年1月18日

 翻訳の見直し作業。もうこんな時間。今日ははかどった。

『つまり「根」が、自分の心の中にある。その根に苦痛という栄養分を与えても、喜びの花を咲かせることはできる。逆に、喜びという養分を与えても、必ず美しい花が咲くわけではない。

 私たちはみんな、そういう根を持っている。外側からやってくるどんな悲しみも、どんな苦痛も、変化させ終わらせる力を心の中に私たちは持っているのだ。』



『そしてそう、私の中には、音楽という根があった。私はその根に怒りや悲しみの養分を与え、花を咲かせ、爆発させていた。私はそうやって、悲しみを祝福していたんだ。』




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2017年1月16日

みんな、死ぬほど、踊らせてあげる。

 朝起きて1階に下りてきて、台所の温度計を確認すると2℃だった。なるほど寒かった。とりあえずゴキブリは死ぬだろう。僕だって死にそうだ。朝食をつくりコタツのある部屋に持って行って食べる。後片付けもせずそのままコタツで手がけている翻訳の直しをほんの少し進めた。

『10月のこと。女生徒たちに人気があった、男の先生が、私にこう言った。君、ピアノをやってるんだって? 良かったらみんなの前で、何か弾いてみてよ。え? クラスの馬鹿女どもの前で? ためらったけど、私は弾くことにした。音楽で自分を表現する。これはいい機会だと捉えて。三たび私は、ショパンを選んだ。さぁ私と一緒に、ダンス、ダンス。みんな、死ぬほど、踊らせてあげる。』

『で、演奏が、終わった。その後の沈黙を、沈黙が埋めていく。唖然として私を見るみんなの、その沈黙に、さらに重い沈黙が、次々と、重なっていく。』

『ピアノがまた私に、新しい世界を開いてくれたのだ。クスクス笑う声も、あざけりの言葉も、消えた、完全にね。誰かが、たぶんいちばん臆病な誰かが、おずおずと、私に拍手した。みんなが、それにつづく。ピアノのある教室は、絶叫のような拍手で満たされた。』




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酢豚

 韓国の屋台で中華料理を食べる夢を見た。現実にはありそうでなさそうな設定。ちなみに僕は酢豚を。同行したハンサムな友人は麻婆豆腐を。もう会わなくなった大昔の友人だ。店の子供たちと僕の友人が中国語で何か話しているのを僕はただ聞く。




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2017年1月14日

紙吹雪

 紙吹雪のような雪が降っていた日、乗っていたバスがスリップして事故を起こした。頭と膝を軽く打って、目を覚ますと事故だった。パトカーが来て、通行人がじろじろとこっちを見る。うとうとしていた。どんな夢を見ていたのかは、もう覚えていない。 



 最近では突飛な夢を見ることがなくなってしまった。素人考えで分析すると、現実であまりにもありえないような体験をするものだから、それとバランスを取るかたちで、夢がつまらなくなっていったのか。昼間退屈な暮らしをしていれば、夜は宇宙で敵と戦うようなハラハラ☆ドキドキの夢が見られるのか。でも果たしてどっちがいいのかわからない。




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2017年1月13日

「猟奇的な彼女」

久しぶりに『猟奇的な彼女』を観た。日本で公開されたときに映画館で観て以来。記憶していたよりも、ずっと面白かった。

この映画、実話を元に脚色したものらしい。と聞いても当時は信じてなかった。

実際の体験が1、膨らませた部分が99だろう。そんなふうに思っていた。

でも今なら、これはノンフィクションだと聞かされても信じる。同じくらいのアンビリーバボー体験を僕もしてきたから。

「ありえない度」では負けない。

こういうありえない映画の、ありえない主人公たちの戸惑いに、リアルに共感できるようになるなんて、

それもまたありえない話。




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2017年1月12日

初夢

 今年の初夢はこうだった。正夢になるだろう。どこか外国の町だ。僕は真夜中に目を覚ます。窓の外を見ると雪だ。雪景色。屋根に雪が積もっていて、僕は手を伸ばす。指先が雪に触れる。




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2016年12月24日

コーヒー缶

ピアノはヤマハ。音はまぁまぁ。でもスツールが壊れていた。高さが調節できない。

君は笑顔で、座布団を1枚、2枚と持って来させる。

高い位置に座って、もいちど笑顔だ。

上から鍵盤をがんがん叩きつけたいのだ。



帰国してみると、仕事は山積していて、預金口座は空で、2週間ぶっつづけで働かなきゃならなくて。

ジョナサンまでもがサイトに「熱狂の2016年も終わり‥‥」なんて書いていて。

だけど冷蔵庫の豆腐の消費期限はぎりぎり切れてなくて、冷凍してたほうれん草は生きていて、まだいけるかな、と思ったりもしている。

お豆腐とほうれん草を主語抜きで茹でて食べる。



コーヒー缶に僕の顔写真がプリントしてある。

君の知り合いのコーヒー職人がつくってくれた。とても濃い。お湯を足してアメリカンにするか、ミルクを足してカフェオレにして飲んでねと言われた。

税関に何て言おうか悩んでいたけど、スーツケースは開けずに済んだ。本当に良かった。

スーツケースにはそれ以上に説明に困る品が入っていたから。



書の掛け軸。

君や君のお母さんと深い関わりのある高僧が書いて僕に贈ってくれた。何と書いてあるのかは読めない。

みんなで仲良く、とかそんな意味の言葉が書いてあるらしい。

訳すと「幸せになるための方法」てな感じのタイトルの本ももらった。高僧の本だ。

君たち2人は早く結婚しなさい、と言ってるのかも。



そう思ったのは僕だけじゃない。誰もが訊く。

君や君の家族と親しくしている僕を見て、

「結婚してるの?」

「してません」

「いつ結婚するの?」

「わかりません。するかどうかもわかりません」



僕たちの乗る車と平行して日産フィガロが走っている。日本以外の国でこの車を見るのは初めてだ。日本でももう滅多に見かけない。

よほど好きなやつが個人で輸入したのだろうか。



偶然、2人だけになったとき、至近距離で見て初めて気づいたんだけど、君のドキュメンタリー番組を制作している、フリーのディレクターの女性は、僕が思っていたより、ずっと年上だ。

25くらいだと思っていた。あまりに美人なのでわからなかった。

でもたぶん40近い。

尊敬するバレエダンサーについて、熱く語ってくれた。

その間ずっと、5分置きに、ボーイフレンドから電話やメールが来る。

「飲んでるみたいこの人」




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2016年12月22日

Both Sides Now意訳

Moons and Junes and ferris wheels

月と6月 回る観覧車

The dizzy dancing way you feel

クルクル踊り回ったら

As every fairy tale comes real

おとぎ話も現実になって

I've looked at love that way

愛ってそんなものかなと

But now it's just another show

でもその話にはつづきがあって

You leave 'em laughing when you go

舞台を降りれば笑い者

And if you care, don't let them know

気にしてない 他人は他人

Don't give yourself away

自分は自分でいればいい

I've looked at love from both sides now

愛を表と裏から見ていた

From give and take, and still somehow

最後はキブアンドテイクでしょ

It's love's illusions I recall

でもその愛は幻想だった

I really don't know love at all

愛って結局何だろうね

Tears and fears and feeling proud

悲しみも涙も乗り越えて

To say "I love you" right out loud

「愛してる」は大声で

Dreams and schemes and circus crowds

夢を追うには手順と人脈

I've looked at life that way

人生そんなものかなと

But now old friends are acting strange

けど友達は離れて行く

They shake their heads, they say I've changed

お前は変わってしまったと言って

Something's lost but something's gained

失うことで得てきた自分

In living every day

生きていくためにはしかたない

I've looked at life from both sides now

人生 表と裏を見てしまった

From win and lose, and still somehow

最後は勝つか負けるかでしょ

It's love's illusions I recall

でもこの人生は幻想だった

I really don't know love at all

人生って結局何だろうね




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2016年12月 1日

USJ

 ユニクロでウルトラストレッチジーンズとフリースジャケットを買った。今まで着ていたのと同じサイズ、同じ色のもの。それでも新しい服を買って着るのは心の健康にとってプラスだと感じる。たったの数千円で日々の生活が新しくなったような気分になれるのはいい。ユニクロでときどき買うのはこの女物のストレッチジーンズとフリースと靴下とヒートテックの下着ぐらいだけれど、買う度に品質が向上しているのはすごいと思う。見るとウルトラストレッチジーンズにはリベットが打ってあって、もはや普通のジーンズと何の違いもないのだ。パジャマとして使用しても問題のないくらいソフトな生地は洗濯20回で伸びてゴワゴワになってシルエットが崩れてしまうのが残念だが、まぁ2年で買い替えろよということかも知れない。たぶんそのころには更なる進化を遂げた究極のウルトラストレッチジーンズが今と同じ値段で売っているのだろう。




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2016年11月25日

移動祝祭日

 エールフランスの機内で『トリコロール』3部作を観た。初めて観たのは20年くらい前。その当時は気づけなかったいくつかのことに、改めて気づいた。けど(もちろん)まだまだあるんだろうな、と思う。僕が見落としている何かが。そう思う。きっと僕はこの先、何十年も、この「青」と「白」と「赤」を繰り返し観るはず。その度に新しい解釈が僕の中に生まれるだろう。そういうつき合い方のできる映画があるのだ。今回のフランス行きは(いつものように)音楽が目的だったわけだけど、あの国に行って帰ってくる度に、必ず僕は何かそういうものと出会う。音楽や絵画といった芸術作品とは限らない。それは単なる風景や、雨や光のような気象現象だったりもする。




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2016年11月22日

 パリに着いてすぐ、空港からすぐ、雨だね、とメールすると、そうよ、雨が空をリフレッシュして、あなたもこの空の下で、新しくなるのよ、そう返事が来て、この雨じゃなくて、僕を新しくするのは、君、濡れて歩こう、と思った。




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7区

 エッフェル塔。そこら中に自撮り棒販売の黒人。1本でも売れることがあるのかと不思議に思う。

 公園。通常の2倍の広さのバスケット・ボールのコート。ありえないほど高い位置にあるゴール。




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2016年11月 9日

謎の巨大化を遂げた去年のオリオン座を

 進展は目立たない。翻訳を少しずつ進める。雨は夜更け過ぎに上がった。雪へと変わらなかった。僕は星を見上げた。今年初めてのオリオン座を見た。そして思ったんだけど、今年のオリオン座は、去年より小さかった。でもこれで普通。普通の大きさだ。




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2016年11月 2日

泡ハイター

 日本に帰ってきて最初にしたのは、コンタクトレンズを新調することだった。10年使ったハードレンズを、まだ金が残っている内に、新しくしておく。メニコンの直営店で、古いレンズの傷や汚れを見てもらう。まだあと半年は使えます、とのこと。キッチン泡ハイターで洗浄しているレンズに、汚れがあるはずはない。だがそのあとで瞳をチェックしてもらうと、眼科医の表情が曇った。




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偶然

 ただの散歩。異国の町。コートのポケットには日本の文庫本。ぼんやり君のことを考えながら歩いてく。ベートーベンの作品110を、鼻歌に編曲して。そしたら君と遭遇した。公園の角を曲がって僕の方に歩いてくる。君が先に気づいて、声をかけてきた。

 カフェで友達と会うんだけど。待ち合わせ。この先のカフェ。そう今から。一緒に来る、よね? そんな偶然がまた僕たちの距離を、いくらか縮める。明日会う約束なんてしない。その方が確実に会えるから。僕たちは自分たちが大して驚いてないことにいちばん驚いて笑う。よく笑う。




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2016年10月19日

5秒

「僕はタイムマシンに乗って、始まりまで行き、すべてをもう一度体験したい」君と会った日の終わりに、そんなことをメールに書いて送ると、「英語が上手になったわね」と返信してよこした、君はわずか5秒で。




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2016年10月18日

 こで何を見ても何を聞いても僕はたった1人のことを思い出す。そう世界のすべてを君に関連づけて思った。




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パン

 のために生きているのかなんて人は知らない方がいいと僕は思う。「本当は」世界から貧困をなくすために生まれてきたはずの人が、それを知らずにパン屋でバイトしているとか。パン屋さんにはそういう人がいっぱいいればいいのだ。




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2016年10月 5日

タンパク質補給

 パリからチューリッヒまでは飛行機で1時間くらい。列車を使うという選択肢もあったけれど値段はそうかわらない。なので飛行機にした。エールフランスの正規料金で往復25000円。列車だったらもう少し安いのかな。でも4倍の時間がかかる。なので飛行機に乗る。さっと行ってさっさと帰ってくる。

 最長で2時間はかかると踏んでいた出入国審査はなかった。パスポートにスタンプぽんがなかった。いいのかなそれで。チューリッヒの空港は鉄道の駅と直結している。駅の案内表示はすべてドイツ語。フランスではあった英語の併記がない。なので何が書いてあるのかさっぱりわからない。絵を見て判断するしかない。身振り手振りで伝えたり伝えられたりするしかない。

 とりあえず自動販売機でチケットを買う。チューリッヒからベルンまで、片道55スイスフラン。クレジットカードで払おうとするが、VISAカードがなぜか受けつけてもらえない。そんな馬鹿な。ユーロでも払えたので助かった。ユーロだと52ユーロ。お釣りはスイスフランで出てきた。

 スイスの鉄道には改札がない。車掌が車内を回ってくることもない。無賃乗車も可能だが、万が一見つかった場合には、とんでもない額の罰金を払わなきゃならないんだろう、と思う。実は後日、チューリッヒまで戻るとき、間違って途中の駅までの安いチケットを買ってしまって、最悪投獄されるんじゃないかとどきどきしていたが、やはり検札はなかった。

 ベルンでは1泊2万円もするホテルに泊まる。貧しい僕の基準では高級ホテルに分類される。部屋にドライヤーがある! 窓のブラインドが電動で上下する! すごい、けどそんなもの要らない。フランスでは週1万円のアパートを借りて自炊していたのでなおさら高く感じる。

 スイスは物価が高いと聞いていた。確かにフードコートのカレーライスが2200円もするのにはびびった。屋台の肉と野菜をクレープで包んだ料理が1200円(これはまぁそんなもんか)。でも自炊するつもりでジモピーの集うスーパーに行けば、パンも野菜も果物も、薔薇の花も日本より安い。バナナでいうと1房5本くらいのやつが税込み75円。薔薇15本を花束にしてもらって1500円。

 その花束を抱えて、某国政府主催の晩餐会に行く。タキシードか、ブラックスーツの政治家、民族衣装を来たどこかの国の王様、軍服姿の軍人、ドレスを着たその奥様方、などうようよいる、別世界の人間が。ブーツに黒ジーンズにモヘアのセーター姿の僕は完全に浮いているような気がするが気にしない。受付で追い返されるかと思ったが名前を言うと「あぁ、あなたが・・さんですか」すんなり通してくれた。顔パス、というのとも違う。「すみません招待状なくしました」「いえ大丈夫ですよ」って。会場では引退した元ロックスターという些か無理のある役柄を演じてみることにする試しに。ちなみに料理はうまかった。ひたすらタンパク質を補給した。酒は飲まなかった。




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2016年10月 4日

熊2頭

 12時を知らせる時計塔の鐘の音と、上空を通過するヘリコプターの爆音が混じり合う。ベルンの旧市街全体が震える。

 晩餐会で、君に会う。招待状はコートのポケットの中。それまでの待ち時間。またいつもの待ち時間。僕はホテルの朝食に出たパンと、市場で買ったバナナを公園で食べていた。昨日のうちに旧市街はだいたい見てしまった。熊も見た。川を泳ぐ若者がいた。確かにスイスはフランスよりも暖かだった。




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2016年8月22日

アリエール

 うまくは説明できないが、両親が死んだ後で、両親が僕にくれた名前や、彼らのものだった名字を僕がそのまま使うことは、不適当だと思えたのだ。それで僕は、名前を変えた。外国人にも発音しやすいよう縮めた名前を、君には名乗った。名字を使うことはなかった。2度となかった。

 ☆

 何だか君は、ごくごく普通のものを、ものすごく変わったやり方で求めているような気がする。僕はと言えば、ちょっと普通じゃないものを、普通のやり方で手に入れようとしている。当初の目的は、知らぬ間に達成してしまった。それで今僕たちは、少し遡って、お互いの「やり方」を手に入れる、その途中だろう。

 ☆

 ずっと長い間、格好いいままでいるのは、少しも格好いいことではない。最悪だ。理想なのは、ほんの少しの間だけクールでいて、その後は踊るのをやめてしまうことだ。舞台を下りてしまうのだ。それができなかった僕のような人間は、踊りつづける。クールなんて妄想だ。腹筋30回。理想はただの理想だ。

 ☆

 先週僕は洗濯洗剤の「アリエール」はフランス語で時代遅れという意味だと知った。たぶん綴りは違うのだろうけど。




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緑3

 玄関に緑色の靴が3足並んでいる夢を見て、意味なんてないさと歌いたい。




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2016年8月 9日

不老不死

 天才たちには死が似合う。不老不死は凡庸な連中にこそ相応しい。というわけで僕はあまり年を取らないし、今のところ死んでない、そんなわけで。




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フランス語

 朝になったが、僕は朝を無視した。昼と夜も無視して、結局次の日も無視した。フランス語の辞書とテキストを手に、カフェに何時間もいた。フランス語は僕を無視しつづけるのだった。が、僕はしつこかった。

 時間を無視する僕には、時間があるのだった。

 僕には、朝と、昼と夜があり、次の日があった。結局‥‥




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2016年6月29日

パリの千円札

 80年代、汚くて危険だった頃の、ニューヨークみたいだった。パリの地下鉄は、落書きだらけだった。そこに何と書いてあるのかはわからなかったが、危険だということは伝わる。できる限り乗らない方がいいだろう、と思えた。移動にはタクシーを多用し、ちょっとの距離なら歩いた。

 クレジット・カードを使えるタクシーは少なく、手持ちのユーロは、すぐになくなり、足らない分は、千円札で払った。あのタクシーの運転手は、英語の通じない若者は、円高を知っていたのだろうか。

 現在のパリは、ヘンリー・ミラーの描いたパリで、薄汚れた雨の町で、僕にはちょうどいいか、と思えた。もちろん、アナイスは君だ。鶴は掃き溜めにこそふさわしい。

 ヘミングウェイのパリは、僕が到着するずっと前に、違う誰かに消費されて、それでどうなったのかは、まだわからない。わかるまで、あるいは、わからなくなるまで、何度も通うだろう、きっと。パリもそれまでには、ミラーとアナイスのパリではなく、君と僕のパリだ。




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2016年6月24日

雨を口実に

 僕みたいなヘタクソでも弾けるようにアレンジされた楽譜で月の光を弾く。夜遅くに雨が降り出すと聞いた。それで午前3時まで起きて雨を待っていたが、雨は降らなかった。ネットで古い映画を見て、それからピアノでエリーゼのためにを弾いていたが、眠くなってやっぱり寝てしまった。




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2016年6月21日

ジョナサン

 4月の終わりだったか5月の初めだったかにジョナサンが亡くなったのだけど、僕の中では死ななかったということにしてある。跡を継いだ甥はジョナサンと同一人物だということにしてある。でも今になってから思う。それはそれで悲しいと。




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2016年6月 9日

海岸まで数秒

 一体僕は、いつ働いているんだろう。労働の記憶が僕にはない。夢の記憶の方がはっきりしている。昨夜は自分がキリストであり仏陀でありヒトラーであるという夢を見た。歩いて巡礼の旅に出た。西ヨーロッパの地図を広げて、ルートを確認する。実際に歩いたら数年はかかる旅だが、夢の中では、数分だった。海岸まで数秒だった。




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2016年6月 3日

But now

 でも君は今そこにいるのに、僕の心の中にも同時に存在する。なぜ?

 僕は愛している。誰を? 何を? 忘れてしまう、ときどき。愛することに夢中で。




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2016年6月 1日

石橋

 川面に映ったまだ骨組みだけの、建設中のマンションが、原爆ドームのように見えて、ベンチに浅く腰掛けそれを眺めながら僕は、午後ずっと本を読んでいた。うとうとする時間もあった。原爆にも耐えたという古い石の橋を、スーツ姿のサラリーマンや、OLさんたちが、軽く叩いてから渡っていく。




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2016年5月31日

最高

 最高の笑顔、最高の喜び、最高の愛、最高の音楽、最高の演奏。僕は「最高」を知らない。最高の幸せの中にいても、それに気づかず、もっと幸せになれると信じている。最高を知らないのは、最高が何かを知っているよりも、良いことかも知れない。




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2016年5月24日

かわいい

 演奏中。リズム爆発が起きている。僕の耳に聞こえてくる音楽は、本当にバッハなのか、ラフマニノフなのか、今、自分はどこにいて、誰と何を共有しているのか、震えるほど感動しているときでも、かわいいひと、あなたは私の特別な友達よ、という君の言葉を、僕は思い出したり、あるいは忘れたりしていた。また会いたい、君のコンサートのチケットが欲しいと伝えると、君が、つまりアーティスト本人が、席を用意してくれた。そういうとき、かわいい僕は信じた。未来を思い出すようにして未来を信じたのだ。




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リハーサル

 夢が叶ったのかどうかわからない。それで、どうしようか、リハーサルもなしで。新しい生活をどうしていこうか、わからない。地方都市の、そのまた郊外の戸建ての住宅に越してきた当初、僕が思い描いていたのは、1人の生活だった。外的世界と内的世界の分離、ということだった。仕事は必要最小限にとどめ、好きな本を読み音楽を聴き絵を描きピアノを弾いて暮らす。けど変わった。1人のアーティストとの出会いが、その生活を変えた。怒られるだろうと思っていたのだ。リハーサル中のホールに入ってしまった僕。断りもなく、入ってしまった僕は。邪魔をしてごめんなさい。でも舞台の上の君からは、予想とは反対の、暖かい反応が返ってきた。来てくれて嬉しいわ。僕が迷い込んで来ることを、どうしてか、知った。知っていた君。私は、ピアノが弾けるのよ。ねぇ、知ってた? あなたのこと待っている間に、ちょっと弾いていたの。ずっとそんな雰囲気で、リハーサルは、何のためのリハーサルがつづいたのだろう。




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ふわふわ

 朝食をとらずに歯科の定期検診に行き、歯石をガリガリやられてすっきりするのだけど少しだけ体調が悪くなって帰宅したときの気分は、長時間飛行機に乗って帰国したときの気分と、とてもよく似ている。ふわふわしている。なんだか時差ぼけしているみたいだ。




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2016年5月13日

確約

 いいことがつづく。嬉しいことがつづく。ラッキーがつづく。悪いことが何も起きなくて、いいことだけが連続する。以前ならちょっと怖くなってしまっただろう。でも今は怖くない。なぜこんなに嬉しいことばかり起きるのか、理由を知っているから。理由は君なのだ。すべてがうまくいくわ。君がそう言うからなのだ。ピアニストであり予言者であり魔法使いである君が、確約する。あなたに降りそそぐわ、愛の光が。




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擦り切れたり

 また飛行機が上昇する飛行機が空を切り裂いていく。風が四方八方に散らばっていくのが見える気がして、僕は非科学的なことを思う。空は擦り切れたりしないのだろうかと。




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共犯者

 髪の長いピアニスト、君と出会ってから、いいことばかり、何もかもが思いどおり。「怖いぐらい」と書くべきだろうけど、僕は怖くない少しも。

 コンサートに行く。君が特別に用意してくれた席につく。最前列の更に前、手を伸ばせば鍵盤に触れることもできる、君にいちばん近い席。

 ガチガチに緊張した君。蒼白い顔をした君。僕には目もくれず、椅子に腰掛けた君。演奏はいきなり始まる。咳払いと拍手が止むより前に、君の指は鍵盤を叩く。

 聴いていると、胃が痛くなり、緊張のあまり、吐きそうだ。音の時限爆弾なのか、風船なのか、そういう何かがピアノの上にあって、君は時計のネジを巻くように、音を1つひとつ重ねる。

 とっくに割れてもいいはずなのに、風船はまだ膨らみつづける。もう耐えられない、と思った直後、君は時間を止める。



 音楽はつづく。なのに時間は止まるのだ。なぜ? 



 君は僕を見て、ウインクする。得意技の変な角度のウインク。そして時間が流れ出すと、音楽の爆弾は、風船は爆発する。その瞬間を、僕は聴き逃してしまったことに気づく。

 僕を見て君は、軍隊風に敬礼し、悪戯っぽく笑う。世界一悪戯っぽく笑える君だ。そしてロビーに集まった僕ら。

 ファンとの記念撮影に応じる君。顔をカメラに向けたまま、視線だけ外し僕を見て、舌を出し笑う。失礼だろファンに対して。ううん、あなたも共犯よ。




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2016年4月26日

人たち

 夢だとわかっている夢を見るようにして、僕は現実を見ていた。これは現実だと。でも現実感なんてなかった。僕はフランスにいて、日本にいた。ソウルにいて、また日本にいた。そしてまたフランスにいて、バンコクにいて、また日本にいる。移動時間と、待ち時間。旅することは、移動することではなく、待つことだと思う。人生は旅だという人たちは、では何を待っているのだろうか。




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背中

 海岸沿いに建つ高層マンションの一室で、海に降る雨を見ていた。すべて夢だとわかっていて見る夢だった。窓は開け放たれていて部屋の中に雨が吹き込んでいたが、窓を閉めようとする者はいなかった。僕はパープル・レインの話をしたと思う。小さな声で歌ったと思う。でも若い女たちは別の話に夢中で、かつてプリンスと名乗っていたアーティストのことなんか知ったこっちゃない、と背中で意思表示していた。




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2016年4月13日

そうなっていた

 朝、目覚めて2階の寝室のカーテンを開けたら、窓の外に苗から育てた木が見える。小さすぎる夢が実現するもうすぐ。そして大きすぎる方の夢も拍子抜けするほど簡単に、あっけなく叶えられた。それはそういうふうに実現したのだ。目が覚めたらそうなっていたのだ。




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