無限の想像力という嘘
ありのままの君、というのは幻想に過ぎない。結局のところ、人は、人を見たいように見る。
何を言いたかったのか、何を見せたかったのか。あなたがどんな天才だとしても、あらかじめ僕の心の中にないあなたを、僕に見せることは、できない。
想像力に、限りはないというのは嘘である。大嘘である。
心には、限りがある。ここまでが「自分」 / ここからが「あなた」。‥‥アイデンティティ。
心とは、成長するに従い、僕と世界との間に、境界を設ける意識だ。本質的に自由、かつ無限である世界を想像力で区切って、心ある僕は、限りある僕になるのだ。あなたを見失うのだ。
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