才能と個性
プロの演奏家を、何十人か集めて、自分だけのオーケストラをつくった。たとえばの話だ、僕のオーケストラと、あなたのオーケストラで、同じ曲を演奏させて、聴き比べてみたとする。
二つの演奏は、けど「同一」にはならないと思う。天然の素材を使って、香水をつくるということは、それと似ている。まったく同じ香料を、まったくレシピでブレンドしても、できてくる香水は、同じにはならない。
経験者の僕がつくる香水は、初めてのあなたがつくる香水より、ほんの少しだけ、いい香りがするだろう。でもそれは、本当は経験ではないのだ。パフューマーが十人いれば、同じレシピでつくっても、香水は、十種類できる。
残酷に「才能」ということだと思う。一番いい香りの香水は、一番才能のある人間がつくる。十種類の香水には、順番がつく。
ジョン・レノンを一番、リンゴ・スターを四番、とするような順位だ。一位の人間だけが、その順位を決めることができる。順位ではなく個性を競う、‥‥「感性」や「センス」のことを言う二位以下の人間は、一位の人に教えてもらうまで、自分が何番なのかを、知らない。
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コメント
十人十色だけどもだめなやつはだめだよね。でも1位は孤独だ。祭り上げられるか陸の孤島と化すか、仲間にはなれない。
投稿: えまな | 2007年6月30日 05:36
「我おもう 故に 我あり・・・」
とは なんでしょう・・・
実験的に 生きてるあたしでしょうか?
投稿: デコ | 2008年12月26日 17:32