事実は小説よりも奇なりという嘘
事実は小説よりも奇なり、という言葉が真実なら、真実は、奇妙であるはずだ。
奇妙だけど本当、何か変だけど本当、というのが「本当」のあるべき姿だろう。
しかしだ。
本当に本当、という本当は本当にどこにもないのだろうか。
僕はそういうのが欲しい。本当に本当な何かが何かひとつでもいいから自分の中にあればいいな、と思う。
本当の本当、新しく創造しなくてもそれはどこかにあるはずだし、なければ見つかるまで探す。僕はつづけていくつもりである、
書くということを。出てくるまで僕は自分の足元を掘ってみるつもりだ。
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