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2012年2月10日

Paris Jazz Trio

 プレゼントするつもりで買った『パリ・ジャズ・トリオ』という50年代ジャズのアルバムだが、あまりにも気に入ったので、我ながらセコいとは思うけど、あげないことにした。


 何もしてないけど、自分への褒美です。


 全部いい曲だけれど、6曲目の曲、7曲目の曲、8曲目の「メモリーズ・オブ・ユー」、ボーナストラックの「ヴィーナス」、同じくボーナスの22曲目などが、とくに気に入った。


 12曲目の「ロビンズ・ネスト」なる曲は、村上春樹の小説に出てきた曲で、小説の雰囲気から考えるに、悲しいくらいお洒落な曲なんだろう、と勝手に想像していたけど、ユーモラスな行進曲だった。


 古いジャズは、おじいさんの行進曲だと思っている。時刻で言えば夕方の4時。ロマンチック・コメディの主題曲で歩く、というイメージ。


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コメント

 無知と恥の上塗りと言うか、このCDを前に告白しよう。G・ラフィットについて、仏の50年代を代表するミュージシャンでありながら、大編成でのソロに活躍の場を見い出すスイング〜モダン系ミュージシャンに過ぎないと勝手に思い込んでいた。
 肝心の「Paris Jazz Trio」の演奏は、50年代中期に5枚のEPが仏コロンビアからリリースされたのみで、本邦ジャズファンの間では、欧州レアEPのコレクターといった筋金入りのマニアだけがひっそりと慈しんできたという来歴もある。今回こうして1枚のCDにまとめられた「Paris Jazz Trio」の演奏を聴きながら、嬉しくも自分の無知を思い知らされているところだ。
 なんとハイセンスで、心浮き立つ演奏だろう。これぞ3分間芸術。パリのカフェで食後に飲むエスプレッソの潔さとでも言おうか。さっと一口飲んで「じゃっ」みたいに颯爽と出ていくときの格好よさに通じるかも、
 だそうです。


投稿: | 2012年2月10日 18:46

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