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2017年1月28日

気温と湿度以外

 外国に行って日本に帰ってくると僕は、日本は暑いなと思ったり、日本は寒いなと思ったりする。毎回それ以外の感想を持てないのが不思議だが、その暑さ寒さで帰国を実感するのだ。日本で感じる暑さ寒さには、他の国にはない独特のものがあり、僕は次の出国までそれに慣れることがない。




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2017年1月18日

 翻訳の見直し作業。もうこんな時間。今日ははかどった。

『つまり「根」が、自分の心の中にある。その根に苦痛という栄養分を与えても、喜びの花を咲かせることはできる。逆に、喜びという養分を与えても、必ず美しい花が咲くわけではない。

 私たちはみんな、そういう根を持っている。外側からやってくるどんな悲しみも、どんな苦痛も、変化させ終わらせる力を心の中に私たちは持っているのだ。』



『そしてそう、私の中には、音楽という根があった。私はその根に怒りや悲しみの養分を与え、花を咲かせ、爆発させていた。私はそうやって、悲しみを祝福していたんだ。』




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2017年1月16日

みんな、死ぬほど、踊らせてあげる。

 朝起きて1階に下りてきて、台所の温度計を確認すると2℃だった。なるほど寒かった。とりあえずゴキブリは死ぬだろう。僕だって死にそうだ。朝食をつくりコタツのある部屋に持って行って食べる。後片付けもせずそのままコタツで手がけている翻訳の直しをほんの少し進めた。

『10月のこと。女生徒たちに人気があった、男の先生が、私にこう言った。君、ピアノをやってるんだって? 良かったらみんなの前で、何か弾いてみてよ。え? クラスの馬鹿女どもの前で? ためらったけど、私は弾くことにした。音楽で自分を表現する。これはいい機会だと捉えて。三たび私は、ショパンを選んだ。さぁ私と一緒に、ダンス、ダンス。みんな、死ぬほど、踊らせてあげる。』

『で、演奏が、終わった。その後の沈黙を、沈黙が埋めていく。唖然として私を見るみんなの、その沈黙に、さらに重い沈黙が、次々と、重なっていく。』

『ピアノがまた私に、新しい世界を開いてくれたのだ。クスクス笑う声も、あざけりの言葉も、消えた、完全にね。誰かが、たぶんいちばん臆病な誰かが、おずおずと、私に拍手した。みんなが、それにつづく。ピアノのある教室は、絶叫のような拍手で満たされた。』




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酢豚

 韓国の屋台で中華料理を食べる夢を見た。現実にはありそうでなさそうな設定。ちなみに僕は酢豚を。同行したハンサムな友人は麻婆豆腐を。もう会わなくなった大昔の友人だ。店の子供たちと僕の友人が中国語で何か話しているのを僕はただ聞く。




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2017年1月14日

紙吹雪

 紙吹雪のような雪が降っていた日、乗っていたバスがスリップして事故を起こした。頭と膝を軽く打って、目を覚ますと事故だった。パトカーが来て、通行人がじろじろとこっちを見る。うとうとしていた。どんな夢を見ていたのかは、もう覚えていない。 



 最近では突飛な夢を見ることがなくなってしまった。素人考えで分析すると、現実であまりにもありえないような体験をするものだから、それとバランスを取るかたちで、夢がつまらなくなっていったのか。昼間退屈な暮らしをしていれば、夜は宇宙で敵と戦うようなハラハラ☆ドキドキの夢が見られるのか。でも果たしてどっちがいいのかわからない。




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2017年1月13日

「猟奇的な彼女」

久しぶりに『猟奇的な彼女』を観た。日本で公開されたときに映画館で観て以来。記憶していたよりも、ずっと面白かった。

この映画、実話を元に脚色したものらしい。と聞いても当時は信じてなかった。

実際の体験が1、膨らませた部分が99だろう。そんなふうに思っていた。

でも今なら、これはノンフィクションだと聞かされても信じる。同じくらいのアンビリーバボー体験を僕もしてきたから。

「ありえない度」では負けない。

こういうありえない映画の、ありえない主人公たちの戸惑いに、リアルに共感できるようになるなんて、

それもまたありえない話。




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2017年1月12日

初夢

 今年の初夢はこうだった。正夢になるだろう。どこか外国の町だ。僕は真夜中に目を覚ます。窓の外を見ると雪だ。雪景色。屋根に雪が積もっていて、僕は手を伸ばす。指先が雪に触れる。




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