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2017年7月21日

相互依存

 前は仲良かったのに、それぞれ結婚したり出産したりで何となく疎遠になってしまった友達3人と、同日の朝→昼→夜に偶然次々と再会した。偶然‥‥今日はまぁそういう日だったんだろう。3人とも若くて真面目で、どんなことに対しても真剣に向き合って考え行動し、それで上手くいかなかったときには悔し泣きするようなタイプで、要するに僕とは正反対で、「何言ってるんですか」「ちゃんとしてください」「そんなんじゃだめです」と彼女たちにはいっつも怒られていた、ような気がするのが懐かしい。僕はやっぱりそういう、若くてきちんとしていて、やや自信過剰で常に勝ち気で、でもときどき悔し泣きするような女のコから定期的に叱られていないと、日々を生きている、という実感が持てないのだ。「ダメ男」と、「デキる美女」のペアを目にして、なぜと疑問に思うあなたは、僕ほど「ダメ」ではないし、美人かも知れないがたぶん「デキる」わけでもないんだと思う。




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2017年7月15日

歌詞

 庭でセミが歌おうとしているが、歌詞を忘れてしまったみたい。出だしで苦戦している。




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2017年7月13日

不安の種

 不安をコントロールして、程よい大きさにして、感覚を研ぎすますための砥石として使う、なんて言うと、格好よく聞こえるし、簡単そうなので、いつか実践してみたい。こんなふうに。

 国民の皆さま、核ミサイルが落ちてきた際には、地面に伏せ、頭を守ったままの体勢で、速やかに焼け死んでください、という政府公報を初めてTVで見た日には、大笑いしてしまった。地震が起きて、原発がメルトダウンしても大丈夫、東北のお米を食べましょう、放射能は人体には無害です。




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エステ

 約10ヶ月ぶり(間があいてしまった)に歯科の定期検診に行ったら、歯がよく磨けていると褒められて、エステに行ったようないい気分になった。電動歯ブラシは何を使っているのか訊かれたけど、僕は手で磨いている。「お姉さんが磨き方教えてくれたんじゃん」「そうでしたっけ?」ちなみに想像だがエステでは、肌が綺麗だとか、客を褒めるのではないだろうか。どっこも褒めるところがない客でも、「耳たぶの形がいいですね、ピアスが似合いそう」とか何とか、とにかく見つけて褒める(まぁ想像だが)。老人になったら介護施設ではなくエステに行きたい。




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2017年7月12日

 行こうとする人と、着こうとする人、どちらが確実に行けるだろう? 先に着くのはどっち? というかその2人は、同じことをしようとしていると言える?

 僕は行く。着くかどうかだけを気にする人たちが、誰も行こうとはしない場所へ。




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2017年7月10日

陰謀説

 陰謀説をとるか、偶然説をとるか。意味があると考えるか、意味はないと考えるか。夏が暑いというのは、たんなる偶然だと思う。意味はあると思うけど、陰謀ではない。




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日本

 日本はいい国だ、日本人さえいなければ。日本はこれ以上いい国にならなくていいと思う。




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ふつう

 欲しがらなくても、手に入れることができる。自分が恵まれているとは思わない。恵まれていないとも思わない。全然普通だ。ただ余程のことが起きたというだけで、普通だ。

 夢を見なくても、実現することはできる。なのにどうして、夢を見るのか。欲しがらなくても、手に入れることができる人が、どうして欲しがるのだろう。やっとわかったのだけど、僕は欲しいのではなく、欲しがりたいのだ。




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よほどのこと

 自分が今持っているものの中から、自分が今欲しいものを探す。それが意外と難しい。持っていないものを欲して、それを手に入れるのと同じくらい難しい。僕が今持っているものの大半は、改めて欲しいとは思わないものだが、余程のことがない限り、僕はそれらを手放すこともないだろう。

 欲しがらなくても、手に入れることはできる。夢見なくても、実現することはできる。それでも僕は欲しがる。夢見てしまう。余程のことが、起きたのだ。自分が恵まれているとは思わない。恵まれていないとも思わない。余程のことが起きたというだけだ。




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2017年7月 8日

正夢化

 起きているときでも、その夢の情景が、幻のように蘇り、現実と二重写しになる。数年前の春に見たリアルな白日夢が、あまりにリアルだったもので、ずっと気になっていた。僕たちは車に乗っていた。君と僕と、運転席に誰か。助手席にもう1人誰か。

 開けられた窓から初夏の風。助手席の誰かが振り返り、何かを言い、僕たちは笑う。木漏れ日の下を車は行く。そんな感じの幻で、あれは誰なのか、いつなのか、僕たちは何をしにどこへ行くのか、など気になる点は、いくつかあった。

 正夢になってしまった夢を、それ以上繰り返し見ることはない。僕は夢の正夢化を望むのか。今はどうでもよくなった。ほんとに、誰が誰でもいいし、いつがいつでもいい。

 既にもう、何年も前に、あの時点で僕たちは、一緒に車に乗り込んだのだし、あれから季節は進んだのだし、何をしに、どこに向かっているのかは、着けばわかると思う。じきに着くだろう。そこできっと、たぶんきっと、前席の2人と、後席の2人が、ペアになって踊るのだ。




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2017年7月 7日

静か

 去年のいつだったか、君と一緒に行った晩餐会には、日本の外交官も来ていた。軍服姿の軍人や、民族衣装を着た王様、タキシード姿の政治家たち。ブラックジーンズにモヘアのセーターを着た僕は場違いだったが、ヨーロッパの大人たちの目には、僕は20代の若者と映るらしく、君の友達ということもあって、ギリギリ受け入れてもらえたのだろう。

 一方で夫人とずっと日本語で会話しているその外交官は、可哀想なくらい浮いていて、しかもそのことに気づいてない様子で、最後には僕は、彼らを可哀想だと思うことをやめた。意識してやめた。

 繰り返し見た夢は、いくつかまとめて正夢になった。君が僕をステージに引っ張り上げて、観客みんなに紹介するあの夢は、そのまんまの形で現実になった。そのあまりの正夢ぶりに、僕は驚いてしまって、何も言葉が出て来なかった。「何か話して」と君に言われたけど、何も。勉強してきたフランス語も、英語も、日本語も。

 自分の気持ちを声にすることなど、到底不可能に思える。いくら外国語を勉強しても。とりあえず聞く耳だけは得たのかも知れないけど、僕には声がない。僕の心中には模様のような文字だけがあり、音はない。ここはとても静かだ。




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お金

 色んな国で拾ったり、チップとしてもらったりした1ドル札が、ついに10枚になったので両替に行った。アメリカに行くことは当分ないだろうから、持っていてもしょうがない。だいたい1100円になり助かった。僕は日本円をほとんど持っていないから。

 お金がないときにはお金を使わないようにしている。ただ不思議なことにお金を使わないでいるとお金はどんどんなくなっていくのだった。




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ブルドッグを金庫に入れて

 駅を通過する貨物列車を見て、老婆が長いねと言った。僕たちはみんなその言葉を聞いたけれど、彼女が誰に言ったのかは知らない。雪山で遭難した人たちを助けに行く夢を僕は見ていた。麓の町は夏真っ盛りで、雪山の遭難者の話を信じる者などなかった。若い母親がベビーカーを1台貸してくれただけである。「これで怪我をした人を運べばいいわ」



 眠るブルドッグを金庫に入れて、それで準備万端という不思議さがいかにも夢だが、僕はあの高い山を目指したのだった。




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2017年7月 6日

アメリカ人男性に訊いてみた

 アメリカの正義も崩壊する、と言っていたのが印象的で、ものすごく言い難いことを正直に語っている感じがした。以前空港で出会ったアメリカ人男性にネットを介して訊いてみたのである。今年中に戦争が起きると思う? 日本は核で叩かれて縄文時代にまで退化させられるのかな?

 そう思いたくはない。けど戦争のようなものは起こるだろう。そして遠からず我々アメリカ人が思い描いている「正義」や「自由」も崩壊する。疑問の余地はない。残念に思うよ。




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明後日

 明日は明日の風が吹く。そうじゃなくて、明日には明後日の風が吹くといいなと思った。





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2017年7月 1日

2列

 朝起きると、眉毛が2列(2段)になっていた。上の列は剃り落し、目に近い方はそのまま残した。そうやって僕は、ガイジンのような目元を手に入れたのだ。




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