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2019年8月28日

手すりにひらがな

 

 何かのイベントの帰り、長い渡り廊下を歩いた。ロシアから来たという背の高い女性が、隣にいた。廊下の手摺には日本のひらがなが書いてあって、それを口に出して読みながら、僕は歩いた。

 

「それ、何て書いてあるの?」ロシア女性が英語で訊いた。いや、何か意味のある文ではないんだ。

 

「意味がわからないの?」意味も内容もないんだ。

 

 そうすると黒髪を金色に染めたアジア人女性が、振り向いて僕たちを見た。

 

 

 

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