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2020年1月 9日

松本たち

 

 トニー松本のような小男が、ダンプ松本のような大女たちと、船で旅をしている。凶暴な松本たちは、貧相な松本を嫌っていて、ある日彼を海に投げ捨てる。彼は泳げない。

 

 溺れ死んでしまうだろう。

 

 僕は航海士の男と一緒にいた。彼はものすごく目がいい。それで遥か後方、波間で浮き沈みしているトニーを見つけた。助けに行こう! 僕たちは救命ボートで漕ぎ出した。

 

 緑色の海には油が浮いていて、その上を歩くことができた。表面張力が高い。ボートなんか要らない。僕たちは歩いてトニーのところまで行った。トニーも元気にしていて、助けに来た僕たちに、もう凶暴な松本たちの元には戻りたくない、と訴えた。

 

 視力のいい航海士と僕とトニーは、そのまま海の上を歩いて行き、辿り着いた島で野人と暮らすことにした。

 

 

 

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