«  ストリッパー                                                                   | トップページ |  開かない                                                                   »

2024年1月11日

 ロッカーの鍵                                                                  

 

 駅で僕は裸だった。みんな暖かそうな服を着ていたが、寒くはなかった。手に小さな鍵を握りしめていた。ロッカーの鍵だった。僕の服はその中にある。

 

 走った。股間を片手で隠しながら。もう一方の手には鍵。誰かの声がした。「隠すことはないじゃないか」「何をだい? 鍵を?」

 

「そうさ、鍵だよ」誰もお前のキンタマなんて見ない。

 

 ロッカーに到着。声の主が待ってた。「漏れそうだぜよ」持っていた鍵で僕がロッカーを開けると、彼はその中に小便をした。

 

 

 

| |

«  ストリッパー                                                                   | トップページ |  開かない                                                                   »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



«  ストリッパー                                                                   | トップページ |  開かない                                                                   »