«  閉まり切らないドア                                                                   | トップページ |  国境                                                                   »

2024年5月21日

 降雪                                                                  

 

 カーテンを開けると眩しい日差し。夏の朝だった。朝から暑かった。しかし窓の外は雪だった。激しく降っていた。積もってはいなかった。積もるのだろうか。

 

 子供と一緒に予想した。どのぐらい積もるだろう。スキーができるくらいに? いや積もりはしないさ。結局その日、僕たちは外に出なかった。なので雪がどうなったのか知らない。次の日の朝はいつもどおりの夏だった。

 

「もう雪は溶けてしまっただろうね」 僕は子供に言った。だが何のことか子供にはわからないようだった。

 

 

 

| |

«  閉まり切らないドア                                                                   | トップページ |  国境                                                                   »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



«  閉まり切らないドア                                                                   | トップページ |  国境                                                                   »