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魚売りがいて、魚買いがいた。どちらも魚を持っているので、見分けがつかない。混乱する。魚市場を離れた。すると魚たちが、「色」になって、僕を追いかけてきた。何色ともつかない、曖昧な色だった。
ある友人はその「色」を見て、優しい色だと言った。冗談じゃない、と僕は思う。僕は追われているんだ。魚と、魚売りと、魚買いに。
2024年6月30日 | 固定リンク | 0
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