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僕に手紙が届けられた。君がそれを持ってきた。しかし封筒に書かれていた名前は僕のものではなかった。
「何言ってるの。あなた今日からこの名前になったんじゃない」
そうだった。そうだったかも知れない‥‥。よく覚えてない。
僕はその手紙に何が書いてあるのか、フロに浸かりながら読みたいと宣言した。君も「それはとてもいい考えだと思う」と大賛成してくれた。僕の体があまりにも汚くて臭かったからだ。
2024年7月25日 | 固定リンク | 0
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