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2024年7月26日

 本棚                                                                  

 

 本棚のある部屋にいた。本棚には本があった。どれも僕が執筆した本だ。執筆した覚えはないのだが。僕は眠くなった。

 

 床に横になる。部屋には妹の1人がいた。本が読みたいと言う。1冊貸してくれと言う。

 

 どれでも‥‥好きなのを持っていけばいい‥‥

 

 僕は床に寝そべったまま、本棚の下の方にある分厚い事典を見ている。妹は腰掛け僕の書いた小説を熱心に読んでいる。本に挟まっていた栞が床に落ちた。栞にも何か書いてある。小さな小さな字で。

 

 

 

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