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特急列車の僕の席は血まみれだった。血はすでに乾いていたから問題はなかった。しかし何があったのだろうという不安の気持ちは消えなかった。
発車時刻を何分か過ぎても列車は出なかった。窓の外では見送りの友人たちがダンスしていた。彼らの裸の上半身は血だらけだった。
2024年8月 2日 | 固定リンク | 0
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