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病気の女と結婚することになった。みんな反対した。幸せにはなれないだろうと言って。
「ずっと入院してるのよ」彼女のお母さんもそう言った。
「そのうち治りますよ」と僕。
新居で僕は1人で暮らした。
ときどき彼女の携帯にメッセージを送った。忘れたころに返信がある。
「私はもう治っているのよ」彼女はそう書いてくる。
2024年9月11日 | 固定リンク | 0
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