リモートワーク
最近はリモートワークが定着したという。しかし電車に乗っているのは若い人だけだった。彼らは通勤中に最先端の科学や医学の議論を楽しんでいた。台風で警報が出ても会社に行くのが新しいのだと言った。「痛勤」はクールだと語った。自分たちはリモートワークには興味がないと述べた。
僕は次の駅までどのくらいかかるかと訊ねた。次の駅が終点だという答えだった。だからそこまであとどれくらいかと訊いた。僕は少し苛立っていたかも知れない。それまでには長い時間がかかると彼らは言った。誰にも時間がないことを若者たちは理解していなかった。
| 固定リンク | 0
コメント