みかん狩り
私たちは3人のみかんで、一緒にランチに行く約束をした、もう1人のみかんを待っていた。しかし来なかった。「みかん狩りにあったのよ」と巨乳のみかんは言った。「最近増えているのよ」
「こわいね、気をつけないとね」と私は言った。「あんたは平気よ」と巨乳は言った。そしてこれ見よがしに巨乳を揺らした。「やつらはコレを狩りにくるのよ」
みかん狩りにあった仲間の車で行く予定だった。巨乳は歩きづらそうな靴を履いている。仮にここでみかん狩りにあっても、走って逃げられないだろう。馬鹿だ。
ただその靴をじろじろ見るのも失礼な気がして、レストランに着くまで、私は目線を上に維持し、巨乳を凝視することにしたのだ。巨乳がその視線を誤解して、またいらんことを言ってくるのはわかっていた。
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