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「進化の階段を上るというだろう。それは進化するってことだな」
「進化の階段を下りるのは? そう、退化だ」
そうだね、と僕は心の中で言った。口には出さなかった。用心していた。
「なら退化の階段を上るのは何だ? 退化か?」
「退化の階段を下りるのは何だ? 進化か?」
ひっかけ問題のようである。僕はまだ答えなかった。つづけてその人は言った。
「さて、ここに階段がある」
2024年11月28日 | 固定リンク | 0
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