« コロッケ | トップページ | 着替え »
家は散らかっていた。丸められた紙屑が、そこら中に落ちている。ただ隅っこの方に蹴飛ばし、拾うことはしない。
誕生日の24時を過ぎても、妻は帰ってこなかった。クラッカーを手に、一晩中待った。結局彼女が帰ってきたのは、朝だ。車の音がして、外に出た。
僕はクラッカーを鳴らした。エンジンが切れたところでパーン、ドアが開いたところでパーン。
2025年1月24日 | 固定リンク | 0
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。
内容:
コメント