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2025年1月24日

 コロッケ                                                                  

 

 僕は圧をかけられて、その、仕事一筋といった感じの、生真面目そうな若い女性と、結婚することになった。

 

 新居は、雑居ビルの、空きテナントだった。風呂はなく、トイレはビルのトイレを使う。家具といえるものは、木の、大きなテーブル1つ。

 

 僕たちは立ったまま食事をした、服を着たまま、そのテーブルの上で寝る。

 

 彼女の体は、横たわると、詰め物を抜かれたぬいぐるみのようだ。

 

 

 

 

 彼女がカフェから出てくる。僕は入ろうとしている。ドアのところで声をかけた。しかし彼女は無視して行ってしまった。(仕事があるのだ。)

 

 そこは、彼女の母親が経営しているカフェだ。コーヒーと、コロッケ(のような揚げ物)を1つ注文した。コロッケは2つ出てきた。デザートのアイスクリームも無料で。彼女の母親は、何人かいた客を、閉店だと言って追い出した。

 

 

 

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