« 竜巻の味 | トップページ | 円盤投げ »
スーツを着てネクタイを締めたサラリーマン風の男が、スキーを履いてゲレンデを登っていくのを、僕は神の視点で眺めている。奇跡を起こしてやるぞ。僕は男を手のひらに乗せ、山のてっぺんまで運びあげる。そのあとで、彼のすべての記憶を消した。
男は、スキーを楽しむ。雪が、激しく降る。スキー場には、誰もいない。
2025年1月21日 | 固定リンク | 0
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。
内容:
コメント