生け捕り
銃を持った人たちに僕は追われていた。ついに追いつめられ観念した。しかし彼らは発砲しなかった。生け捕りにしろという命令だったのかも知れない。が、捕まえようともしない。銃を構えたままある一定の距離を保って、それ以上近づこうとしない。
開き直って彼らの方に向かい歩き出した僕。そうすると彼らは後ずさりし始める。突然、側面から銃撃があった。不意をつかれた彼らは全員倒れた。
弾は僕には当たらなかったけど、僕の声は震えている。その声に自ら恐怖した。そうだった僕は声を上げていたのだ。自分でも気づかなかったがずっと何か言っていたのだろう。
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