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誰かが新しいゲームをつくった。「僕」というゲームだ。
「僕」は道を歩いたり、地下鉄に乗ったり、外食したり、店で買いものしたりする。
みんなが夢中になって「僕」で遊んだ。
僕は町でただ1人、そのゲームのルールも、仕様も何も知らされないままだった。
みんなは僕に会いに来て、僕の様子を見て、それからスマホの「僕」に目を落して、勝ってるとか負けてるとか言う。
2025年3月20日 | 固定リンク | 0
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