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それを探していた。それは見つかった。それはいたるところにあった。家の中にあった。クローゼットの中にあった。「見つけた」と思った。それはそのままにしておいた。
外に出た。外にもあった。ズボンのポケットに手を突っ込むと、そこにもあった。ポケットの中でそれを握りしめながら、どんどん歩いた。するとまた見つけた。それ。僕は近づいていく。それは、一歩ごとに新しくなっていった。
2025年4月30日 | 固定リンク | 0
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