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2025年6月17日

 バス停                                                                  

 

 朝食を食べてから家を出るまで余裕を持って30分。その30分のほとんどをネクタイを締めるのに費やした。ブレザーの上着を着て、その上にハーフコートを羽織るか悩んだが、それはもう少し寒くなってからにしようと思う。

 

 歩いて5分のところにあるバス停には長蛇の列ができていた。このへんでは見慣れない外国人たちだったが観光客とも思えない。サラリーマンのようだ。どこに勤めているのだろう。

 

 僕は最後尾に並んだ。すると「バス停が前方に動き出して」、僕との距離を取った。空いた隙間にあとから来た外国人が割り込んでいく。そのようにして列はどんどん長くなった。

 

 

 

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